ラジコンヘリによる空撮調査

ラジコンヘリでの空撮は撮影が困難な場所でも、安全にさまざまな角度から撮影が行えます。
また、GPSチップ搭載により位置や時間、高度などの情報も表示することが可能です。
文書1
空撮用マルチコプター

《実用例》 用途に応じて様々なシーンで活躍しています。

~緊急治山事業での空撮調査~
工事の状況を定期的に撮影します。
IMG_9594 (1024x683)IMG_0087 (1024x683)
10月                         11月
_DSC0037 (1024x681)DSC00228 (1024x683)
12月                          1月
DSC00519 (1024x683)DSC01008 (1024x683)
2月                           3月

~連続撮影・赤外線カメラの活用・動画撮影~
植生や景観要素(コンクリートetc)の反射スペクトルの違いを考慮すると、生態調査が可能です。
例えば、広葉樹や針葉樹といったことまで分類が可視的に可能です。
sekigaisen

setumeiyou (1024x585)

画像内に3点の固定ポイント(ST:ステーション)を設置することで、正確な写真の連結が可能です。

 

※撮影条件と注意点※
・撮影場所について
離着陸地点・飛行ルートについては、土地・建物等の所有者の許可が必要です。 人混みや交通量の多い道路や電線がある場合、市街地などでは飛行高度を制限するか、飛行出来ない場合があります。地面が海岸や乾燥した地面などの場合、砂やほこりなどが舞い上がる為、板などを敷く必要があります。
・気象条件について
静止画の場合は多少の風(秒速5メートル以下)でも撮影可能です。気象条件により最後まで撮りきれない場合がございますので、余裕ある期間を設けさせていただきます。霧雨程度でも撮影することはできません。
飛行(撮影)範囲について
機体を目視できる範囲での飛行が安全運行の条件です。パイロットを中心として半径150メートル、上空200メートルのエリアが飛行可能です。
※上記の条件以外にも現場でパイロットの判断により飛行中止または中断する場合があります。

海岸砂地でのクロマツ植栽動画

 

動画 海岸砂地でのクロマツ植栽(炭と菌根菌)

クロマツ植栽工数量計算書1クロマツ植栽工数量計算書2

海岸防災林植栽の新しい試みとして炭と菌根菌を利用したクロマツ植栽を行いました。
手順

(1)植え付け穴を掘る 幅30cm 深さ25cm
(2)準備した炭(8mm程度の粒炭)4ℓの半分2ℓを植え穴にいれ、軽く土と混ぜる。
(3)そこの土を手で中心部に山を作る。
(4)クロマツ苗の根を③で作った山に沿うよう根を広げながら植えつける。
なお、根切りがしていない苗の場合は根切りを行う。
通常より10cm程度深植えとする。
(5)根の周りにリング状に残り半分の2ℓの炭を入れる。
(6)給水を行う(炭に十分水がしみ込むように)
(7)ヨウリン10gをふりかける。
(8)炭の上に土を被せ、押さえ込む
(9)菌根菌懸濁液(ショウロ胞子数1×107程度の原液を100倍に薄めたもの)を
クロマツ1本あたり0.1~0.2cc散布する。
※ (1)動画は現地講習会の様子
※ (2)今後追跡調査を行う予定です